Ｐａｃｈａｍａｍａ　ぱちゃまま

４月にピアノの発表会を行うことになりました。

いつも発表会までにたっぷりと時間をかけて

曲を仕上げていきます。


初めに曲を選びます。

ピアノの曲も明るい曲・暗い曲・速い曲・遅い曲などなど

たくさんありますが、わたしの場合漠然とキーワードだけを

子どもに決めてもらって、後は難易度は関係なく

ピックアップした曲の中から

「これっ！！」と感じたものを選んでもらっています。


この時によくあるのが、

「あっ、これがいい」と言った後で

「むずかしそう・・・・」ということ・・・・


まだ、４歳ぐらいでもこの言葉が出てくるというのは

きついです。


そんな時は、

「難しそうに見えるでしょ。でもね、難しいのって人によって違うんだよ

先生には難しいのに、○○ちゃんはすぐに出来ることがあるでしょ。

反対に○○ちゃんが難いけど、人が簡単に出来ることもある

あっ、この曲好き・・・弾きたいなって気持ちがあると

がんばろうと言う気持ちはたくさん湧いてくる

だから、難しいとか弾けるかな？って考えなくて

決めていいんだよ。

必ず弾けるようにお手伝いするから・・・・」


その子は

「うん、これにする」と初めに目を輝かせた曲を選びました。



人は挑戦して前に向かって進んでいくことを必ず選択します。

自分の進化成長のために進むように出来ています。

常に挑戦して、自分の枠を広げていく。

特に子どもたちにはまだ、わたしたち大人が作らない限り枠はありません。


目標設定の時点で、子どもたちの力を信じてなくて

こどもと私、お互いの成長は望めません。


今、練習を始めるこの時がわくわくするやる気を感じるときです。


このわくわく感を、持ち続けながら４月まで

一緒に創り上げていきます。


このプロセスを子どもたちと家族の方と共有できて

とても幸せだと感じます。